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【ゲーム業界】グラフィックデザイナーは命を吹き込む仕事

2020 2/14
【ゲーム業界】グラフィックデザイナーは命を吹き込む仕事
目次

命を吹き込み、世界を生み出すグラフィックデザイナー

ゲームデザイナー」と書くと、ゲーム部分の設計者を指すこともありますので
長いですがここでは「グラフィックデザイナー」と表記します。

グラフィックデザイナーとは、ゲームに登場する様々な画像・・・
キャラクターであったり、MAP背景であったり、ボタンであったり。
ユーザーの目に見えるものほぼ全てを作成し、ゲームの世界を生み出す存在です。

どんなグラフィックを作るのかは、当然プロジェクトの内容や担当箇所で変わってきますが
与えられた情報やコンセプトをしっかり汲み取り、実際に形にするのはデザイナーさんのお仕事です。
デザイナーの表現した画像がゲームを彩り、キャラクターに生命を吹き込み、
プレイヤーが没入できる空間をその手で作り出すのです。

様々なデザイン職種

グラフィックデザイナーと一言で言っても、細かく分類すると様々な種類があります。
例えば3Dキャラクターが動き回るリアルなゲームと、2Dイラストのキャラクタカードを集めるゲームでは
作るグラフィックが大きく変わってくるのはわかりますよね?

2Dも3Dもなんでもイケるぜ!という万能な人もたくさんいますが
多くのスタッフが集うゲーム開発の現場では、各分野に特化した人間も多く
ゲーム内容に応じて分業体制を敷いています。

特化した人間の多い分野
・2Dデザイン(キャラクターやアイコンなど全般。動きがあるもの含む)
・3Dデザイン(同上)
・ドットデザイン
・UI/UX
・背景など一枚絵

UI/UXは、ユーザーインタフェース/ユーザーエクスペリエンスの略。
簡易的にゲームに限って言えば、操作するためのボタンや操作アクションやその際の挙動など
遊びやすく、そして気持ちの良いものを目指すため、専門的に学んでいる人もいます。

就職時の募集では、2Dと3Dで分かれることも。会社によって作るゲームの方向性が違いますものね。
あとは上記のような専門分野に特化した会社もあります。
 

得意分野でたくさんの反応を貰える「描く」お仕事!

イラスト・グラフィックというものは、ゲームの要素の中で一番早くユーザーに届きます。
そしてわかりやすく目立ちます
ユーザーからも 「グラフィックが凄い」「可愛い」「引き込まれる」「演出が~」 というような様々な反応を貰いやすいので、Twitterなどを見るとモチベーションに繋がりますよね

スマホなどの運営タイトルでは、更新の度に反応を貰うチャンスがありますし
作り込まれたコンシューマーゲームであれば、あなたの作ったキャラクタやグラフィックが、歴史に残る名シーンを彩るかもしれません。
これを見ている皆さんも、思い出に残るゲームのシーンを聞かれたら
きっと色々と思い出しますよね。

ゲームグラフィックデザイナーになるには?

まずはデッサンなど基礎力を

ゲームに詳しくなくても、知っている限りでは大丈夫です。
パソコンが不得意でも、とりあえずは大丈夫です。

学校で学ぶことのできない年齢なのであれば、まずはデッサン力や造形力など基礎の美術的能力をできる限り磨きましょう。
下手だから恥ずかしい、ではなく、日々描いていくことの積み重ねが大事です。

グラフィックに関するソフトやツールというのは年々進化しています。
していますが、「技術の無さを誤魔化せるくらいソフトを使いこなせます!」なんて言っていてはいけません
ソフトに自分が付いていけなくなりますし、自分自身が実力を付けることにより、ソフトを用いた表現力も当然高まっていきます。
実際私の周りでは、イラストだったり立体美術だったりと一芸に秀でた人間が就職し、その上でソフトやツールを使いこなしています。

例え学生時代にソフトを使うのが苦手だとしても、会社から「この子をもっと伸ばしてあげたい」と思ってもらえる人間になりましょう。

と言ってもソフトを使いこなす力が不要なんて話じゃないので、お間違えないよう。

周りのものを注意して見てみよう

あとは、身の回りにあるものを注意深く観察しましょう。

ただ形として見るのではなく、光が当たったらどう見えるのかな?影はどのようになる?
このモノが与える○○という印象は、見た目のどんな要素が関連しているんだろう。
なんでこのキャラは可愛いんだろう。なんで柔らかそうなんだろう。

などなど。

自分の描いたものがどういった感情を与えるのか知るためには、まず自分が色々なものを目にして
様々な感情を得ることがとても大事です。

専門学校で学ぼう 

少し上で触れていますが、ゲーム業界を目指すための専門学校は全国に点在しています。
本気で挑むつもりのある方は、まずは気になる学校を見てみてはいかがでしょうか。
 

色々な学校を見てみたい方は、コチラの記事をご覧ください。

最後に

感想を語ってもらえることも多く、とてもやりがいがあるグラフィックデザイナーというお仕事でした。

・・・毎回やりがいがあるって言ってますね(笑)
どれもやりがいがあるからしゃーないです。

その他職種の紹介やお仕事の話など、興味がある方は読んでみて下さいね。

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