七夕直前の遅い時間、唐突に発表された新型ニンテンドースイッチ。
ネット上が震撼しましたね。
新型‥‥と言っても処理能力が大きく変わったわけでは無いですが、本体のモニターが有機ELに生まれ変わりました。
その他いくつか便利にパワーアップした感じです。
簡単にスペックなど書きつつ、この記事では良い点だけでなく新型Switchの注意点なども書いていこうと思います。
まったく情報を知らない方は、以下の公式ページか紹介動画を見てからでも良いかなと。
画面サイズは大きな7インチ!他スペック、旧型との違い
有機ELモデルの旧型機種との違いは以下となります。
- パネルが液晶から有機ELに変更
- 画面サイズが6.2インチから7インチへ拡大
- 本体容量が32GBから64GBへ拡大
- テーブルモード用のスタンドがフリーストップタイプに変更
- 有線LAN端子を搭載
- スピーカーが新しく
パネルが液晶から有機ELに変更
有機ELパネルというのは、まず簡単に言うと「画面がキレイ」です。
コントラスト表現が鮮やかで、動きの激しい映像にも強いですね。
元々テレビでしかプレイしなかった人は知らないかもしれませんが、携帯モードですとグラフィックが荒くなったり
ゲームによっては不満を持つプレイヤーもいました。画面の小ささもありますしね。
それが携帯モードでも、広大なマップや格好良いキャラクターを堪能できるようになるかと思うとワクワクします。
その他、いくつかの細かなメリットについて後述します。
Switch本体のパネルが変更されたのであって、テレビに接続した際の画質が変わったわけではありません。
画面サイズが6.2インチから7インチへ拡大
ゲーム機本体のサイズは全く変わっていないのですが、新型はベゼル(端末端の黒いフチ)部分が細くなり、その分画面が大きくなっています。
6.2インチから7インチかな?小さな違いに見えますが、スマートフォンの変化を見てきた身からしたら大きな違いに感じます。
比較画像が見たい方は、以下から公式ページの少し読み進めたところを見てみて下さい。
本体ストレージ容量が32GBから64GBへ拡大
地味に嬉しいやつ。本体のストレージ容量が64GBになりました。
システム領域として一部使われるので、実際には61~62GBかな?
ダウンロード版を購入する多くの方は、恐らくmicroSDカードを使って容量を増やしていることでしょう。
しかしゲームや電子機器に詳しくない人もたくさん遊ぶのがNintendo Switch。1本で10GB以上の容量を必要とするゲームも増えているので、目立たないですが多くのパパママを陰で支えてくれるのではないでしょうか。
テーブルモード用のスタンドがフリーストップタイプに変更
旧型機のテーブルモード用のスタンドは、小さなパーツが開いて支えるだけでした。
が、新型機では本体背面に大きなスタンドが開きます。
そして、スタンドの角度も自由に調整可能!
テーブルモードをよく利用する方は、これは嬉しいのでは?
本体を自由な角度で見られるので、どこに置いても安定して画面に向かうことができますね。
有線LAN端子を搭載
これも地味に嬉しいパワーアップ。こちらは携帯モードやテーブルモードではなく、ドックに設置してテレビで遊ぶ際の進化ですね。
オンラインに繋いで遊ぶ場合、今まではwi-fiで繋ぐか、USB端子から変換アダプタを介してLANケーブルを接続する形でした。
wi-fiだと通信が安定しないこともありますし、きっと有線LAN接続を行っていた人は多いはず。本体周りがスッキリします。
また変換アダプタの存在を知らずに「無線しかダメなの~?」と思っていた人もいたでしょう。
容量のアップと同じで、ライトユーザーに優しくなったと感じます。(変換アダプタくらい調べればすぐ出るだろっていう意見もあるかもしれませんが、調べることに気付かない方も多いので、、、)
スピーカーが新しく
その他、スピーカーが新しくなったということも紹介されています。
ただ何がどう変わったかなどの情報は出ておりませんので、今後の詳細をお楽しみにという感じですかね。単純なスペックアップだとは思います。
有機ELのその他のメリット
新型では、スピーカーも新しいものが搭載されているようです。
有機ELの一番のメリットは、やはり画面のキレイさですが
それ以外ですと、液晶パネルに比べて以下のメリットがあります。
- ブルーライトの発生が少ない
- 視野角が広い
- バッテリーの消耗が少ない
ブルーライトの発生が少ない
液晶パネルに比べて、有機ELはブルーライトの発生が少なく抑えられています。
ブルーライトを長時間目に当てると、目が疲れたり睡眠不足に繋がるなどの影響が。寝る前は特にパソコンやスマホを見るなと言われますよね?
特に携帯モードで遊んでいる場合、画面に顔を近づけてしまうはず。ブルーライトの発生源に近いほど悪いと言われているので、旧型Switchに顔を近づけてプレイしていたらそれは目に優しくないです。
そういう人からしても、有機ELの方がまだ比較的目に優しいのではないでしょうか。
有機ELだったら近くで見ても良い、という話ではないのでご注意ください。
視野角が広い
液晶パネルに比べて、視野角が広いです。
例えば兄弟複数人などで遊ぶ場合、皆で画面をのぞき込んで「見えない!」などと喧嘩になったりしませんか?そういう事態が減るのは良いことですよね。
視野角が広がることで横からも鮮やかに見やすくなるはずなので、7インチになるという点と合わせて、画面の共有がしやすくなると思います。
バッテリーの消費が少ない
液晶パネルに比べ、有機ELのパネルは消費電力が少ないです。
スマートフォンなどでも、バッテリーの消費速度を緩やかにするという効果があります。
そんなわけで、発表はされていませんがバッテリーの持つ時間が延びるのでは‥‥と期待しているんですが、画面が7インチになる分そこで相殺されているかも。
ここは今後の発表を待ちましょう。
まぁ、画面が大きくなってバッテリー消費時間が変わらないのであれば、それはパワーアップというやつです。うん。
次はデメリットについてお話します。
有機ELは画面の焼き付きに注意~明るさを設定しよう~
有機ELの一番のデメリットが、画面の焼き付き。
スマートフォンでも使い方次第で発生しており、人によっては早いタイミングでの買い替えに繋がってしまいます。
焼き付きとは、同じ画面を表示させ続けることで、その表示の跡が影のように残ってしまう状態の事。
画面の同じ位置に同じものが表示されていると、長期間経過したころに跡が残ってしまい、他の画面を表示しても画面の焼き付きが重なってしまったりします。こうなると見づらいです‥‥
焼き付きを知らない方は、以下から例を見てみて下さい(ただの検索結果です)
有機ELの焼き付き対策としては、大きく二つ。
まずは「長時間、画面の同じ場所に同じ表示をさせない」ということ。もしHPなどの表示がずっと同じ場所に表示されるゲームの場合、定期的にゲームを止めて休む方が良いかもしれません。
もう一つ、こちらの方がオススメなのですが「画面の明るさを控えめにする」という方法。
自分は有機ELのスマートフォンを買い替えつつ使ってきていますが、昔の機種では1年ほど使った時点で焼き付きが発生してしまいました。
もちろんスマートフォンという頻繁に起動するものですし、私もホーム画面を開いていた時間は多かったので、それも原因だと思います。
ですがそれ以上の理由として、当時、画面の明るさを結構高く設定してしまっていたんですね。
その後買い替えた機種では、明るさを控えめにしたおかげか、2年以上使用してもまだ焼き付きを見かけません。
目にも優しいので一石二鳥。
明るいと画面が鮮やかなので明るくしたくなる気持ちはわかりますが、良い感じに設定することをおススメします。
ニンテンドースイッチのホームメニューから【設定】→【画面の明るさ】と進めば調整が可能です。
スマホなど、端末によって適切な設定値が異なりますので、明確に「これくらいの設定が良いよ」とは言えないことをご了承ください。
発売日は10/8!価格は37,980円!
こちら色々とパワーアップしていますが、価格は5000円しか上がっていません。
完全な新型ゲーム機というのはしばらく発売しないでしょうし、今Switchを持っていなくてすぐに買う気もない方は、これを待つのが良いのかなとは思います。
ちなみに予約は9月下旬からだそうです。
※9/25追記 9/24から予約や抽選が開始となりました。
カラーリングが良くないですか?白黒って格好良いですよね。このカラーのドックとJoy-Conだけでも発売してほしいですが、これは新型機種の特権カラーかなぁ。
私は携帯モードをあまり使用しないので、買い替えの可能性はまだ低いかも。
とは言え今後の情報を楽しみに待ちたいと思います。