前回の大幅アップデートで、PS5にSSDが増設できるようになりました。
インストール容量を多く必要とするゲームもあり、元々の本体容量では2~3タイトルを並行して遊ぶのも一苦労。
外付けSSDはプレイに不向きなので、安くなっていたこともあり、要件を満たす内蔵SSDを購入してみました。
ヒートシンクと併せて問題なく使えているので、購入を考えている方向けに紹介してみようと思います。
最初は色々確認しながらでしょうし時間もかかるかもしれませんが、慣れれば全て通して10分程度の作業です。
簡単ですよ。
購入したSSDとヒートシンク
内蔵SSDの増設には、HDDと違ってヒートシンク(放熱パーツ)も一緒に取り付ける必要があります。
今回購入したのが以下の商品。
SSD:CSSD-M2B1TPG3VNF
まずSSDは、PG3VNFシリーズの1TB。
こちら、PS5に使用できるSSDの要件をしっかり満たしており、その中では丁度良いお求めやすさの価格になっております。
シーケンシャル読み込み速度が5,000MB/秒と推奨に僅かに届いていませんが、こちら増設後のテストでは5,500MB/秒を超えます。
せっかく増設するなら2TB以上が良いかなーとは思っていたものの、1TBが安くなっていたこともあり
本体と合わせて1.65GB程度使えれば、複数タイトルは十分並行して遊べるなと考えこちらにしました。
ずっと遊んでいないものは、一旦ソフトデータだけ削除して、また遊ぶ際にインストールすれば良いですからね。
ヒートシンク:MHQJRH(ブランド)
ヒートシンクは使用報告も多く、付属品の多いこちらにしました。
まぁヒートシンクはどこのものを買っても大差ないとは思うのですが
しっかりネジで固定でき、極小のドライバーも付いているこちらの品は、特にこだわりが無いのであれば選んで間違いではないかなと。
ドライバーの先に磁石が付いているタイプなので、細かい作業時にもネジを落とさず安心。
説明書もあるのでわかりやすいです。
SSDとヒートシンクの合体(表裏/向きに注意)
まずはSSDをヒートシンクで包み込みます。
‥‥と言っても、上の写真の説明書の様に、
- SSDをサーマルシリコンパッドで挟む
- ヒートシンク下パーツの上にSSDを載せる
- ヒートシンク上パーツで挟む
- ネジで固定する
これだけです。
とは言え精密機械を普段触らない人は少し不安になるところもありそうですし、あまり説明されないところを補足してみます。
まずサーマルシリコンパッドを貼る位置ですが、特に決まりはありません。ヒートシンク本体と接地するように貼ってもらえれば良いです。
ただSSDの両端には寄りすぎないようにしてください。
次に向き。ここが一番不安になるのでは?
全てのパーツを取り付けたあとの写真で申し訳ありませんが、以下をご覧ください。
まず、ヒートシンクのパーツにも丸い窪みがあります。(無い品もあるかも)
これはPS5に固定するためのネジを取り付ける場所なので、この窪みがある方に、SSDの窪みがある方を合わせます。
次に表裏。
上の説明の流れで丸い窪みを合わせ、写真の様に左側に窪みが来るように見た際
写真の右側、飛び出した端子に窪みがあるのがわかりますよね?
その端子の窪みが手前側に来るように表裏を確認し、ヒートシンクの下パーツに取りつけます。
その後、ヒートシンクの上パーツを取り付けたのが、上の写真というわけです。
ちなみに付属のネジでヒートシンクをガッチリ絞める際、下パーツが少し広がっていてネジを締めにくく、そのままドライバーでネジを回すと真っすぐになりません。
パーツを指で内側に抑えながら、ネジを回しましょう。
PS5への取り付け
最後にPS5への取り付けです。
ここから先は、基本的には公式の取り付けページを見るのが良いでしょう。注意書きもありますのでしっかりと。
カバーを持ち上げつつスライド‥‥と書いていますが、これが正直難しい。
カバーを持ち上げながらその隙間を見てみると、持ち上げることで引っ掛かりが外れる状態になるのがわかります。
その状態をキープしつつスライドすることで外れるのですが、持ち方によっては勢いよくいって指を怪我してしまうので、指先は本体に引っ掛けつつ親指の腹で押すのが個人的に良いと思ってます。
上記ページの手順でカバーを外し、取り付けていくと、こんな感じに。
これで完了です。
カバーをカチッと音がするまで嵌めこんだら、各コード類を再度取り付けて起動します。
SSDのフォーマット~容量確認
取り付けてPS5を起動すると、自動的にフォーマットの確認が表示されます。
フォーマットしなければ使えませんので、拒否せず進みましょう。すぐに終わりますよ。
また、フォーマットが完了した際に、読み込み速度の測定が行われるのですが
読み込み速度 5636.485 MB/s
と表示されていました。
安定速度が5,000MB/秒 のためスペックにそう書いてあるものの、環境次第でこれくらいになるということでしょうか。
何はともあれ、公式の推奨値を超えてくれるので一安心ですね。
設定画面から「ストレージ」を選択し、追加SSDを見てみましょう。
以下の様に空き容量が増えているのが確認できます。
以上で作業は終了です。
問題なく使えています。
SSDを増設して、楽しいPS5ライフを
今後もどんどんPS5タイトルがリリースされるかと思いますが、タイトルによっては本体容量の多くを必要とするものもあるでしょう。
ウキウキで好きなゲームの動画を撮影したりしていると、本体の容量は圧迫されていくもの。遊ぶゲームだけインストールするという方法にも限界が来てしまいます。
今はちょうど安くなっているので、興味のある方は年末のゲーム三昧までに増設してみてはいかがでしょうか?
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