オーバークックで有名な海外パブリッシャー「Team 17」から、新作ゲームの日本語版がリリースされました!
「Moving out(ムービングアウト)」という、物理演算を用いたパーティゲームです。
引っ越し業者になって、いかに早く荷物をトラックにぶち込むか‥‥みたいな。
実は私、学生時代は二年ほど引っ越しのバイトをしてたのでね。引っ越しのゲームと言われたら黙っちゃいませんよ。ふふん。
紹介を見て面白そうなのもあって買ってみました。安いので手を出しやすいですよね。
このゲーム、最大四人で遊べるパーティゲームなのですが
今回は一人プレイで攻略に挑んでいこうと思います。
※レビュー兼プレイ記であり、攻略方法を詳細に書いている記事ではありません
PS4版とNintendo Switch版、Steam版がありますが、私はSwitch版を購入しております。
操作時のボタン説明など、多少違いがあることをご了承ください。
ゲーム概要~オーバークックとはまるで違う、物理演算アクション~
プレイヤーは引っ越し業者の一人となって建物内を駆け回り、指示された荷物を拾ってはトラックへ積み込んでいきます。
しかし普通の引っ越し業者ではなく、窓をぶち破ったり荷物を遠投したり何でもアリ。
複数人で協力することもでき、息を合わせたプレイによって効率よく荷物を運ぶことで
好スコアを目指すパーティゲームです。(ソロプレイ可)
世界観の意味が分からないと思うので(笑)、公式のムービーを貼っておきます。どうぞ。
見ててわかると思いますが、無茶苦茶です。何だこの世界観。
ゲーム内に登場する引っ越し会社の社長によると、お客には保険に入ってもらってるので荷物をいくら壊してもOKとかなんとか。いいのか。
ゲーム中の挙動には物理演算を用いており、ステージ内で跳ねたり滑ったりと面白い挙動が発生します。
ギミックを用いたり、荷物同士の動きを利用するのもクリアに役立つので
攻略には素早い判断や頭脳プレーが必要に。これが面白さの要素になっています。
使うボタンは主に三つ。簡単操作で子供でも
とりあえず、イメージしやすいよう先に操作について説明しておきますと
- 左スティックで移動
- ZLトリガーで荷物をつかむ(押しっぱなし)
- Bボタンでジャンプ
- 荷物を持ったままYボタンで荷物を投げる(押したままスティックで方向決定⇒離す)
- Xボタンでステージ内の荷物を確認する
ステージ内で主に行うのはこれだけです。
あとは外敵が登場するマップだと、Yボタンでビンタを食らわせるくらいですかね。
ソファなど大きな荷物は、二人で息を合わせれば投げることができます。
一人プレイだと軽くなって運びやすくなりますが、投げることは出来ず。戦略性がちょっと落ちますが仕方ない。
時間に追われる中、簡単な操作を落ち着いて行えるかどうか。大きな荷物と小さな荷物をどう運んでいくか。
一人でも楽しいですが、皆で遊べば盛り上がりそうだなというのが容易にイメージできます。
ステージ選択とキャラメイクの遊びゴコロ
ステージをポンポンと進めていくゲームって、極論スマートフォンのゲームみたいにステージがリスト表示されているだけでも遊びに影響はないんですよね。
しかしこのゲーム、世界観を生み出すためかステージ選択まで自由です。
マップが表示されている画面中央に、荷台が空のトラックが見えますよね。
これを操作して建物の前まで行くことで、ステージをプレイできます。
そしてこの空間、道路を他の車も自由に走っているのですが‥‥よく見て下さい。事故ってます。
ここにも物理演算を用いているので、車同士がぶつかるとはじき飛ぶというぶっ飛んだ仕様。
更に自分のトラックでも、周囲の建物の壁や車を吹っ飛ばして自由にドライブ。
GTAか。
また、自分が使うキャラクタは自由に選べるうえ、簡単なキャラメイクを行えます。
能力などは全く変わらないはずですが、これも世界観を楽しむためのちょっとした遊びですよね。
(キャラは初期6種+進行によって追加)
サクサク遊べるステージ
各ステージは、荷物を運び終えるまでの時間でランクが決まります。
ステージプレイ中のキャプチャを貼っていきますのでご覧ください。
下のキャプチャ画面ではテーブルを引きずっていますね。もっと丁寧に運べよ。
左の青いカーソルが集まったところが、このステージで荷物を持っていく場所になります。基本トラックの荷台ですがたまに変化します。
上の画面をパッと見て、どのように運んでいくのが早いと思いますか?
玄関しかルートが無いように見えるでしょうか。
否、道は作るもの!!そしてガラスは破るモノ!!!
ジャンプアタックなどでガラスを破壊することにより、室内からの近道が出来るんですね!
このルートを活かして、家具や箱をどんどん荷台に投げ込んでいきましょう!!
そんなゲームです。
二階の窓から荷物を投げたりもします。坂から家具を滑らせたりもします。
割れやすい荷物は、 投げても壊れないよう柔らかい家具を利用したりします。
記録更新のため、ステージギミック(?)を存分に生かしましょう。
ちなみに運ぶべき荷物は近づくと青くなるのでわかりますが、Xボタンを押すことでも確認可能です。
全ての指示された荷物を運び終えると、ステージ終了。
クリアタイムによるランクの他、一度クリアするとボーナス目標も追加されます。
見た目より歯応えのあるステージと戦略要素~不安な方はアシストモードを~
見た目のポップさと裏腹に、中々歯応えはありそうだと思っています。
2時間ほど遊んでクリア自体は問題ありませんが、最高ランクは中々取れないままとりあえず進行中です。
何度かやれば行けそう、というステージもあれば、最高ランクまで遠そうなステージもあったり。
何といっても50ステージのボリュームですからね。終盤は一人プレイでは大変かもしれません。
※追記:エンディングまで到達したので記事にしました!
恐らく、プレイ人数に合わせて難易度設計も変わっているとは思うんですけど‥‥そんなことないのかな?
四人なら簡単に最高ランクを獲得しやすい作りなんでしょうか。そこは試していないのでわかりません。
同じTeam 17開発のオーバークックも、一人だとちょっと難しい難易度でしたし
これも基本方針は一緒なのかな。
荷物を運ぶ順番。荷物を運ぶルート。荷台への積み込み方。
ギミックを駆使したり物理演算を活かした、素早い運搬方法。
一つ一つの行動を改善しても大きな短縮にはなりませんが、その蓄積が終盤に響いてきます。
一人プレイと協力プレイでは、重要なポイントが変わってきそうですね。
協力プレイの場合、戦略だけでなく同時に操作するなど息を合わせることも必要なので
四人で遊ぶとワーワー楽しそうです。
ちなみに、これは特有の戦略と言うよりはリアルな引っ越し業者の技術なのですが
L字型の大きな荷物を通路に通したい場合、回しながら運ぶ必要があるので参考までに。
少し動かしては持つ場所を変えるなどすると楽ですね。他の大きな荷物にも言えます。
また、「アシストモード」と呼ばれる機能も存在しているので
どうしてもクリアできないプレイヤーはこれを使えば進められるのではないでしょうか。
試してみたところ、アシストモードを使っても最高ランクは獲得できました。
お子様と一緒に楽しむ際などには良さそうですね。
解放されていくミニゲーム
ゲームを進めていくと、本筋のステージとは無関係のミニゲーム群が解放されていきます。
お手軽なゲームですが、それなりに楽しめる難易度です。
数えたところ10種類でした。
合間に挟まるコミカルな会話
細かな要素ではありますが、ステージマップやステージ開始前後では
キャラクター同士の会話を楽しむことができます。
開発側のアメリカンジョークと言いますか、ちょっと皮肉のきいたやり取りがクスっと来ます。
セーブスロットは3つまで!家族で遊ぼう
オーバークック2同様に、セーブスロットは三つ存在します。
複数人プレイで進めるデータと個人プレイで進めるデータ、みたいな分け方も良いかもしれませんね。
一人でも仲良く遊ぶのでもオススメ!?
まだ数時間しか遊んでいないですが、一人でも楽しめています。
恐らく、
「誰か反対側を持って!せーので投げるよ!」「手分けしよう!」「誰かスイッチを押して!」「川の反対で待機してるからどんどん投げて!」
などと騒ぎながらワイワイ遊べる四人プレイが一番楽しいのでしょうね‥‥今はコロナが流行っていることもあり、せいぜい二人プレイまでしか試せなさそうなのでジッと我慢。。。
安いですし、興味のある方は是非プレイしてみて下さい。
私もゲームが溜まっていますが、まずは一人プレイのクリアを目指してプレイを続けます。