昔からよく「スマホゲームを遊ぶなら、iPhoneとAndroidどっち買うべき?」という質問が出てきたり
それに対して色々な意見が挙がりますよね。
皆さんどういう認識でしょうか?
個人的な意見も含みつつ、日頃から両方触っている人間の目線で考えてみたいと思います。
まず “iPhoneとAndroid ” という雑な括りをやめる
よく、iPhone(iOS)とAndroid(Android OS)というOS単位での比較がされますが、それがまずおかしいですよね。
毎年新機種は出ますし、特にAndroidなんて低価格から高価格まで様々な種類があるので
比べるにしても端末別に考えなくてはいけません。
処理性能などは正直そんなに変わらない
端末ごとに、多少は処理性能に違いがあります。
ただ、最新のiPhoneと、最新のAndroid上位機種(Galaxyなど)であれば特に遊び心地に影響が出るほど変わりません。
開発中タイトルのテストプレイだったりで、iPhoneもAndroidも触りますが
どっちが絶対上、とかは無いと思います。
かなり昔はiPhoneの方が処理速度も速く、不具合の面でも安定していたりしたので、その頃の印象を未だに持っている人もいるでしょうし
変わらずイメージが流れ続けているのではないでしょうか。
何故、昔はiPhoneの方が安定していたの?
ゲーム開発を行う場合、各OS、各端末で安定して動くことを目標にしなければなりません。
そう考えた際に、『iPhone』は種類が少なく、サイズが違っても挙動は基本同じだったのに対し
Androidは様々なメーカーから販売されており、画面の縦横比や処理も端末ごとに大きく違います。それにより特定の端末限定の不具合がよく発生していました。
特に昔は国産Androidの販売種類も多く、全ての端末で検証するのも中々難しかったんですよね。
そのためiPhoneに比べAndroid端末では不具合を発生しきれないままリリース‥‥ということも起きてしまい、結果Androidは不具合が多い、というイメージが広がっていきました。
音楽ゲームを遊ぶならAndroid
スマートフォンゲームにはたくさんの音楽ゲーム、リズムゲームがリリースされていますが
音楽ゲームが好きなら、今はAndroidを買う方が良いと思います。
処理というより、イヤホンジャックがあるか無いかという面が大きいですね。
特に2020年にリリースされるiPhone 12以降では、ライトニングケーブルを廃止するという噂が出ており
有線イヤホンが完全に使えなくなるかもしれません。
イヤホンを用いてプレイすることの多い方ですと、致命的なのではないでしょうか。
無線イヤホンは音のズレが発生する
ご存知の方も多いと思いますが、Bletoothを用いた無線イヤホンを接続すると、遅延によって多少なりゲームとの音ズレが発生してしまいます。
原因の詳細は専門的な話になるので省きますが、気になる方は「スマートフォン イヤホン コーデック」といったワードで検索してみて下さい。
性能が良いイヤホンでも、多くの機種で遅延は発生してしまいます。
ゲーム内の設定でズレを軽減させることは出来ますが、ズレの発生してしまうイヤホンで完全に解消させるのは難しいので
イヤホンを用いて音楽ゲームを遊ぶ場合、遅延が嫌ならば有線イヤホン。今後スマートフォンを買うのであればAndroidがオススメとなります。個人的に。
個人的なオススメは Galaxy
日本で一般的に販売されているスマートフォンの中で絞り込むのであれば、個人的にはGalaxyを推します。
韓国がオンラインゲーム大国ということもあり、販売元のサムスン電子は
2016年発売のGalaxy S7から、ゲーム関連の機能に大きな力を入れ始めました。
処理機能の向上はもちろん、専用ツールである『Game Booster(旧Game Tools)』と『Game Launcher』が非常に便利です。
プレイの補助や使いやすい撮影機能など、一度使うと手放せません。
また、単純にAndroidのバックキーもあると助かります。
この専用ツールがどのようなモノなのかは、ガッツリとしたレビュー記事がありますので
興味のある方は読んでみて下さい。
ゲームプレイに直接は関係ないんですけど
近年のiPhoneってカメラ部分が飛び出してるじゃないですか。
仕事中、机に並べてタッチペンで操作していると、カタカタ揺れて遊びにくいんですよね。。。
ゲーミングスマホ『ROG Phone II』『 BlackShark 2』
あまり数は無いですが、世の中にはゲームのために開発されたゲーミングスマホというものも存在します。
ASUSの『ROG Phone II』や、 Black Shark の『BlackShark 2』(出資は Xiaomi )などですね。どちらも海外企業です。
スマートフォンでそこまでする?というような最高クラスのスペックに、遊び続けるための冷却システム。
ゲームをより楽しむための操作感や振動機能、ケーブルの接続位置など、作りの全てがゲーム基準です。
専用の設定ツールもあるみたいですね。
2019/11/22に発売したばかりの ROG Phone II は 、まだ約11万とお高めですが
2019/8/29に発売した BlackShark 2 は、5万円を切るお買い得さ。
気になっている方は、調べてみても良いのではないでしょうか。
それぞれ上記のリンクからチェック可能です。
さいごに
操作のしやすさなど、個々の好みによる部分もあるかと思いますが
処理性能については、特に大きな違いは無いかと考えます。
身の回りの友人が持っているスマートフォンが気になったりしたなら、試しに触らせてもらうのも良いですね。
自身に合ったものを見つけられることを祈っております。
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